盆回しアロマージと十二獣搭載と60枚についてと近況
お久しぶりです。
今期は魔術師の超強化からのそれを絶滅させた真竜到来で、アロマージは息してません。
普通に息していないだけなら良いのですが、真竜がコンセプト被っていて、今まで他のデッキと差別点を作っていたアロマージにとって、選択肢としての強みが大分減りました。差別点を作っても、安定感に雲泥の差があるのが問題…。何より、逆立ちしても勝てないレベルでの相性の悪さが悲壮感を強めますね…。今期はアロマージ最大の氷河期だと思います。
なので、今期勝ちに行くデッキとして選択するのはNGかな…と。
フリーで回す分には中堅レベルのパワーがあるので、来たるべき時期を待ちながらその中でベストな構築を探そうとTwitterのフォロワーさん3人でひたすら考察していました。
一応後攻型が一番安定すると結論は出ましたが(これに関しては後程記事を作ります)、マッチ戦を前提にした時、現代の遊戯王と噛み合った戦略とは言えず、別の正解を導き出したいと考えた時に浮上したのが盆回しでした。
アロマージとシナジーのあるフィールド魔法が存在せず、セフィラの神託でレゾネーターからSSする☆4を持ってきたり(事故札なので没)、チキンレースを採用したり(ライフを削ってまでも得たい物とは何なのかと言う哲学に突入して没)、森羅の霊峰と施しを搭載したり(片方しか引いてない時の事故が酷いのでNG)、色々試した末に辿り着いたのが魔装でした(青汁風)
この魔装についての説明の前に、まずタイトルにある60枚と、十二獣搭載について説明させてください。
元々、フォロワーさんと会話した時、デッキを増やす案が出ていたのですが(40枚だとアロマージがかさばって動けなくなる事故が多発する)、何となくで芝刈りを意識して60枚で組んでみると初動のかさばり事故が減って、今までと変わらず回せました。
食わず嫌いしないで考察してみるものですね。
しかしデメリットも当然あり、
・かさばりづらくはなったが、代わりに初動のアロマージ率は減った
・普通にシャッフルしづらい
と言う問題が出ました。
シャッフルはもうどうしようもないですが、アロマージ率に関してはどうにかならないかと考えました。
逆に考えると、アロマージを引けないのならアロマージにアクセスする札を増やせば良いと言う答えが導き出されました。
そこからレゾネーターを増やすのは当然だとして、SSする為の☆4について考える事に…。
ローズマリー©だけでは流石に足りないので、自力でSS出来る☆4を探していくと、ジュラゲドが中々に使いやすいのですが、後攻前提となる為候補から外すと、除去にもなる簡易融合が出てきて、これもこれで悪くない…しかしもう一捻りを…と考えていると、十二獣を搭載する発想が出てきました。
十二獣はモルモラットを採用する事前提の固定観念があり、ランク4とのシナジーが無く、モルモラットを引いたら召喚権が足りず、事故になりやすい事から避けていたのですが、発想を変え、モルモラットを不採用と言う形で取り込む事に成功しました。
搭載するのはヴァイパー2、会局3、ブルホーン2、ドランシア©、タイグリス©、ライカ©がそれぞれ1枚。
ヴァイパーは手札から素材になるので引いても腐りにくく、アロマージからアクセス出来るのでこの比率に落ち着きました。人によってはサラブレードも入ります。
SS可能なレゾネーターとシンクロ出来る☆4…十二獣搭載でそれを可能にしたのはライカ©でした(青じr(r)
ライカ©の登場で、ドランシア©を残しつつ、☆4を確保する事が可能となり、使い勝手が格段と上がりました。
EXをかなり消費するデメリットがありますが、後手で捲る札としても優秀で、ガーデン下で2900になるのはかなり優秀。
バルブと合わせてナチュビも出せ、他の1チューナーと合わせて白い方のローズマリー©を出す事でアロマージへとアクセス出来たり、このテーマにおいて最強クラスのSS可能な☆4になりました。強い…。
そしてここから話題が戻り、盆回しへ。
そもそも60枚で盆回しを搭載しても40枚の時の初手ガーデン率と変わりません。
じゃあ40枚で盆回しをすれば最強なのでは…?そんな上手い具合にスロットを作って罠も構えられたら苦労しません…。
つまりここから導き出されるもの…そう、それは先程書いた「初手ガーデン率は変わらない」が「初手アロマージ率は下がる」と言う事です。
かさばり事故が減るので、レゾネーターとSS出来る☆4を増やす事で、アクセスを増やしながら、今までと変わらない初手ガーデン率で戦う事が可能になるのです。
これかなり画期的では…??
そしてここに迷走の末、先程導き出した魔装が入るのです。
入る魔装は装着2、ドラゴノックス2
魔装を選択するメリットとして
・手札を切ることが出来る
・☆4をSS出来る
・1800打点として出てくるので、そのままでもアタッカーになる
・最近流行りの、ロンファに打たれたら死が見えるうらら©をチェック出来る(これは十二獣でも言えること)
・うさぎ©もチェック出来る
・ドラゴノックスを引いてもバトルフェイズ中断効果で縦のジャスミン©をケア出来るのでどれを引いても死に札になりにくい
と言うのがあります。
盆回しの課題は、自分が引いて必ず強いフィールド魔法が存在しない事で、他の人からは採用しない方が良いのでは?と言われたりしたのですが、魔装がそれを全て解消しました。
ありがとう魔装…今日から君が新規だ…(魔装の方が先輩)。
テラフォ被りから☆4を追加できるのは画期的で、現代で魔装を使うプレイヤーが減少した事で押し付けてもデメリットになりにくいのが魅力的。相手の打点上がりますけど。
これによって初手の安定感が格段に上がり、霊獣クラスまでに事故率が下がりました。
霊獣の事故率が遊戯王してないって言われますが、アロマージは元々その霊獣の3倍ぐらい事故るので遊戯王してないどころじゃなかったですし、大きな進歩だと思います。
次目指すのは全盛期の帝辺りで…。
さて、相手にフィールド魔法を押し付ける…このブログで触れませんでしたが、アロマージに詳しい人ならピンと来た人と居ると思います。
なんとあのカナンガが採用出来るようになったのです。
アロマージーカナンガ
☆3地属性植物族
ATK1400DEF1000
①相手よりライフが多かったら、相手フィールド上の全てのモンスターの攻守を500ダウン
②回復したら相手の魔法罠をバウンス(強制)
このカナンガ…永続効果がとんでもなく強いものの、②の効果が強制故にとんでもないデメリットとなり、採用はされてこなかったのですが、盆回しでデメリットをカバー出来、押し付けたフィールド魔法をフリスビー出来るので、採用出来るようになりました。
採用するだけでリソースが増え、処理できるラインがグッと下がるので、かなり優秀です。
かさばると死ぬので1枚の採用が限界ですが、2枚積んでもいいかも知れません。
前置きがかなり長くなりましたが、ここでレシピを
前置きで説明しちゃってるので、説明出来る事は少ないですが…。
ナチュルビースト
バルブ+ヴァイパーの組み合わせで出せるお手軽制圧モンスター。
実はいつものジャスミン©+ロンファのルートでも出すことが出来、ロンファからバルブかスポーアをSS、ディフェンダーからメリアス、効果でロンファ→バルブかスポーアでディフェンダーとシンクロして虹光、スポーア効果でロンファ除外から☆4としてSSしブルホーンをSS、バルブ効果で落ちをチェックし、ヴァイパーが落ちたらヴァイパーをサーチしてからライカ©をSS、効果でヴァイパーSSからバルブ+ヴァイパーでナチュビ、タイグリス©を重ねて墓地のヴァイパーを素材にしてドランシア©をSSってする事により、メリアス、ドランシア©、ナチュビの盤面を作れます。
落ちなかった場合はブルホーンからヴァイパーサーチ、タイグリス©重ねてブルホーン重ねて手札のヴァイパーを素材にしてそのヴァイパーを取り除いてヴァイパーサーチ、そのままライカ©重ねて先ほどの動きをする事で同じ盤面が作れます。
また、会局を追加する事でいつものクリスタルの盤面まで行ってからヴァイパー+バルブで先程の動きをする事で、クリスタルを追加できます。強そう(小並感)。
他は別の記事で説明はしているので、採用圏内のカードを…と言っても型が変わるだけなので、他の記事のレシピを参考に…。
これを採用する場合はどうすれば良いのか??この型は??と言う疑問があったらTwitter(@sasasaissasaki)にて質問を受け付けているので、お気軽に質問してください。(このブログだとコメント返信できないので…)
記事が長過ぎるので、今回はここまで。
次は後攻型アロマージについて記事を作りたいと思います。